■ ID | 394 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 有機成分の炭化によるEC定量への影響 The Effect of Organic Matter Carbonization in the Determination of Elemental Carbon |
■ 著者 | 寺嶋和也
Kazuya Terashima
埼玉大学大学院 関口和彦 Kazuhiko Sekiguchi 埼玉大学大学院 姜兆武 Tyoubu Kyou 埼玉大学大学院 坂口智洋 Tomohiro Sakaguchi 埼玉大学大学院 坂本和彦 Kazuhiko Sakamoto 埼玉大学大学院 梅沢夏実 Natsumi Umezawa 埼玉県環境科学国際センター 米持真一 Sinichi Yonemochi 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第45回大気環境学会年会、平成16年10月20日 |
■ 抄録・要旨 | 従来の熱分離法を用いた有機性炭素(OC)と元素状炭素(EC)の分析における炭化したOCによるECの過大評価について解析を行い、第44回年会に引き続き報告した。
この差は、EC濃度の高い鴻巣自排局の道路近傍地点で捕集した試料よりも、EC濃度の低い寄居一般局の一般大気地点で捕集した試料でその影響が大きいことを明らかにした。また、OC及びECの定量時に影響を与える因子について、OC/EC分離温度と昇温条件に関する影響、補正方法について検討し、分離温度は、影響が大きかったのに対し、昇温条件は、補正を行えば、それほど大きくないことを報告した。補正方法の影響に関しては、大気試料では、透過光補正と反射光補正で差が生じたのに対し、発生させた標準炭素成分では、差が生じなかったため、共存する他成分が影響している可能性を指摘した。 |
■ キーワード | 炭素成分,有機性炭素,元素状炭素,炭化,分離温度,昇温条件,透過光補正,反射光補正, |
| 一覧に戻る |